NCMB.User Class
会員および会員権限によるオブジェクトへのアクセスの管理を扱うクラスです。
サインアップで登録の後、ログインすることでセッショントークンを取得します。 セッショントークンを保持しているユーザをカレントユーザーに設定することで、そのユーザの権限でオブジェクトにアクセスできるようになります。 セッショントークンの有効期限はデフォルトで24時間です。期限切れの場合は一度ログアウトした後再度ログインを行ってください。(有効期限はダッシュボードで変更できます。)
サインアップできるユーザ種別は、ユーザ名/パスワードでの認証、メールアドレス/パスワードでの認証、SNS連携(Facebook/Twitter/Google/Apple)での認証があります。 認証方法によって登録時・ログイン時に使用するメソッドが変わります。
※注意: 2種類のメソッド(インスタンスメソッド Instance method とスタティックメソッド Static method)があります。 それぞれリファレンス上の表記と利用時のメソッドが異なりますので、下記を参考にご利用ください。
- リファレンス上の表記が「NCMB.User#メソッド名」: インスタンスメソッド Instance method
- 利用例)NCMB.User#login
var user = new ncmb.User({userName:"Yamada Tarou", password:"password"}); user.login();
- 利用例)NCMB.User#login
- リファレンス上の表記が「NCMB.UserConstructor#メソッド名」: スタティックメソッド Static method
- 利用例)NCMB.UserConstructor#login
ncmb.User.login("Yamada Tarou", "password");
- 利用例)NCMB.UserConstructor#login
Item Index
Methods
- linkWith
- NCMB.User#delete
- NCMB.User#isCurrentUser
- NCMB.User#isMailAddressConfirmed
- NCMB.User#login
- NCMB.User#loginAsAnonymous
- NCMB.User#loginWith
- NCMB.User#loginWithMailAddress
- NCMB.User#logout
- NCMB.User#requestPasswordReset
- NCMB.User#signUpByAccount
- NCMB.User#signUpWith
- NCMB.User#update
- NCMB.UserConstructor#getCurrentUser
- NCMB.UserConstructor#login
- NCMB.UserConstructor#loginAsAnonymous
- NCMB.UserConstructor#loginWith
- NCMB.UserConstructor#loginWithMailAddress
- NCMB.UserConstructor#logout
- NCMB.UserConstructor#new
- NCMB.UserConstructor#requestPasswordReset
- NCMB.UserConstructor#requestSignUpEmail
- unLinkWith
Methods
linkWith
-
provider
-
data
-
callback
Facebook/Google/Twiter/Apple等のSNSアカウントと連絡を行います。
Parameters:
-
provider
String連携するサービスプロバイダ名 Facebook/Twitter/Google/Apple
-
data
Object認証に必要な情報を保持したJSON形式のオブジェクト
-
callback
Functionコールバック関数
Returns:
this.
NCMB.User#delete
-
[callback]
ユーザ情報の削除を行います。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#isCurrentUser
()
Boolean
現在セッションに使用しているユーザかどうかを判別します。
Returns:
true/false
NCMB.User#isMailAddressConfirmed
()
Boolean
メールアドレスの確認を行っているかどうかを判別します。
Returns:
確認済みの場合はtrue/以外はfalse
NCMB.User#login
-
[callback]
ログイン(セッショントークンの取得)を行います。 カレントユーザーへの設定は行いません。 userNameおよびpasswordプロパティを保持している必要があります。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 セッショントークンの期限切れが発生している場合、一度ログアウトしてから再度ログインしてください。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#loginAsAnonymous
-
uuid
-
[callback]
匿名ユーザとしてログイン(セッショントークンの取得)を行います。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 UUIDは省略可能です。省略した場合、UUIDを乱数で自動生成します。 userNameもしくはauthDataプロパティを持つインスタンスではログインできません。
Parameters:
-
uuid
String端末固有のUUID
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#loginWith
-
[provider]
-
[data]
-
[callback]
SNS連携認証ユーザとしてログイン(セッショントークンの取得)を行います。 authDataプロパティをもつ場合、第一・第二引数を省略可能です。 また、authDataに複数のSNS連携情報を持つ場合、第一引数で認証に使用するプロバイダを指定する必要があります。 authDataプロパティをもち、かつprovide, dataを入力した場合、入力された情報で認証を行います。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 セッショントークンの期限切れが発生している場合、一度ログアウトしてから再度ログインしてください。 ログインのみ実施しますが、カレントユーザーへの反映を行いません。カレントユーザーを反映したい場合、ncmb.User.loginWith(user)を行ってください。
Parameters:
-
[provider]
String optional連携するサービスプロバイダ名 Facebook/Twitter/Google/Apple
-
[data]
Object optional認証に必要な情報を保持したJSON形式のオブジェクト
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#loginWithMailAddress
-
[callback]
ログイン(セッショントークンの取得)を行います。 カレントユーザーへの設定は行いません。 mailAddressおよびpasswordプロパティを保持している必要があります。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 セッショントークンの期限切れが発生している場合、一度ログアウトしてから再度ログインしてください。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#logout
-
[callback]
インスタンスのセッショントークンの破棄を行います。 カレントユーザーに設定されているユーザをこのメソッドでログアウトした場合でもカレントユーザー情報は破棄されません。 そのままAPIリクエストを行った場合、不正なセッショントークン利用でエラーが返ります。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#requestPasswordReset
-
[callback]
メールアドレス認証ユーザの登録メールアドレス宛にパスワード再設定のメールを送信します。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
APIレスポンス
NCMB.User#signUpByAccount
-
[callback]
ユーザ名とパスワード認証でユーザを登録します。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#signUpWith
-
provider
-
data
-
[callback]
SNS連携認証でユーザを登録します。 インスタンスのauthDataプロパティに適切なJSONオブジェクトが設定されている場合、providerおよびdataは省略可能です。 複数のプロバイダ情報を一度に登録することは出来ません。 会員登録のみ実施し、ログイン処理および、カレントユーザーへの反映を行いません。カレントユーザーを反映したい場合、ncmb.User.loginWith(user)を行ってください。
Parameters:
-
provider
String連携するサービスプロバイダ名 Facebook/Twitter/Google/Apple
-
data
Object認証に必要な情報を保持したJSON形式のオブジェクト
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.User#update
-
[callback]
ユーザ情報の更新を行います。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
NCMB.UserConstructor#getCurrentUser
()
NCMB.User
現在セッションに使用しているユーザの情報を取得します。 セッションにセッショントークンを利用していない場合、nullが返ります。 また、画面遷移などでログイン中にセッショントークン情報が失われてしまった場合、 getCurrentUserを実行することで、ローカルに保存されているカレントユーザー情報から セッショントークンを設定し直します。
Returns:
セッション中のユーザオブジェクト
NCMB.UserConstructor#login
-
userName
-
[password]
-
[callback]
ログイン(セッショントークンの取得)およびカレントユーザーへの設定を行います。 userNameおよびpasswordプロパティをもつUserインスタンスを第一引数に設定しそのユーザでログイン可能です。 その場合、第二引数を省略可能です。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 セッショントークンの期限切れが発生している場合、一度ログアウトしてから再度ログインしてください。
Parameters:
-
userName
String | NCMB.Userユーザ名
-
[password]
String | function optionalパスワード
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
ログインしたUserインスタンス
NCMB.UserConstructor#loginAsAnonymous
-
uuid
-
[callback]
匿名ユーザとしてログイン(セッショントークンの取得)を行います。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 UUIDは省略可能です。省略した場合、UUIDを乱数で自動生成します。 UUIDにUserのインスタンスを入力し、そのインスタンスでログイン可能です。 その場合、userNameもしくはauthDataプロパティを持つインスタンスではログインできません。
Parameters:
-
uuid
String端末固有のUUID
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
ログインしたUserインスタンス
NCMB.UserConstructor#loginWith
-
provider
-
[data]
-
[callback]
SNS連携認証ユーザとしてログイン(セッショントークンの取得)およびカレントユーザーへの設定を行います。 authDataプロパティをもつUserインスタンスを第一引数に設定し、そのユーザでログイン可能です。 その場合、第二引数を省略可能です。 また、authDataに複数のSNS連携情報を持つインスタンスを設定する場合、第二引数で認証に使用するプロバイダを指定する必要があります。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 セッショントークンの期限切れが発生している場合、一度ログアウトしてから再度ログインしてください。 メソッドの返却値はログインしているユーザの情報です。
Parameters:
-
provider
String | NCMB.User連携するサービスプロバイダ名 Facebook/Twitter/Google/Apple
-
[data]
Object | Function optional認証に必要な情報を保持したJSON形式のオブジェクト
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
ログインしたUserインスタンス
NCMB.UserConstructor#loginWithMailAddress
-
mailAddress
-
[password]
-
[callback]
ログイン(セッショントークンの取得)およびカレントユーザーへの設定を行います。 mailAddressおよびpasswordプロパティをもつUserインスタンスを第一引数に設定し、そのユーザでログイン可能です。 その場合、第二引数を省略可能です。 すでにセッショントークンを保持している場合、更新処理は行いません。 セッショントークンの期限切れが発生している場合、一度ログアウトしてから再度ログインしてください。
Parameters:
-
mailAddress
String | NCMB.Userメールアドレス
-
[password]
String | Function optionalパスワード
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
ログインしたUserインスタンス
NCMB.UserConstructor#logout
-
[callback]
カレントユーザー情報およびセッショントークンの破棄を行います。 カレントユーザーに設定されていたインスタンス自体のセッショントークン情報は保持され続けます。 別途プロトタイプメソッドでインスタンスのログアウトを実行してください。
Parameters:
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
ログアウトしたユーザインスタンス
NCMB.UserConstructor#new
-
[attrs]
Parameters:
-
[attrs]
Object optionalインスタンス生成時に設定するプロパティ
Returns:
NCMB.UserConstructor#requestPasswordReset
-
mailAddress
-
[callback]
パスワードをリセットするために指定したmailAddressメールアドレスにメールを送信します。
Parameters:
-
mailAddress
String登録するメールアドレス
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
APIレスポンス
NCMB.UserConstructor#requestSignUpEmail
-
mailAddress
-
[callback]
メールアドレス認証の登録メールを送信します。 メール内でパスワード入力を行い、登録が完了した時点で認証が可能となります。
Parameters:
-
mailAddress
String登録するメールアドレス
-
[callback]
Function optionalコールバック関数
Returns:
APIレスポンス
unLinkWith
-
provider
-
callback
Facebook/Twitter/Google/Apple等のSNSアカウントの連携を削除します。
Parameters:
-
provider
String連携するサービスプロバイダ名 Facebook/Twitter/Google/Apple
-
callback
Functionコールバック関数
Returns:
this.